耳鳴り・難聴-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)


(概念)
外界に音がないのに、音がしているように感じること
耳鳴りの別名:耳苦鳴、耳数鳴
聴覚が低下して外界の音が聞こえないものを耳聾という。耳聾=難聴=耳不聡
      悪化・重症化
耳鳴り←         →耳聾
      軽症・好転

(耳と相関臓腑の生理)
1腎は耳に開窮する 2肝経・胆経は耳に落する 3耳は清窮の一つである
(弁証論治)
T肝火(実、虚、熱、裏証)
(病因病機)
ストレス−肝気鬱結−気鬱化火−肝火が生じる−肝火が胆経に沿って
 ・・・・・→清窮に影響すると−耳鳴り・難聴
激怒−肝を損傷−肝気逆上
(主症状)
耳鳴りは大きい、難聴は突発性、耳が脹痛、絶えず耳鳴り
(随伴症)
頭痛、イライラ、易怒、咽喉渇く、口が苦い、顔色紅潮、舌質は紅、舌上の苔状の付着物は黄色、脈は弦を張ったようで速め
(鍼灸による治療方針)
肝火を清め、患部の血流を改善する

U痰火(実、裏、熱証)
(病因病機)
飲食不摂生、過労など−脾胃を損傷−痰湿が生じる−長時間改善できない−化火−痰火となる−痰火が清窮を阻害すると−耳鳴り、難聴
(主症状)
耳鳴りは大きい、難聴は突発性、重く濁る音がする、
(随伴症)
耳の閉塞感、腹脹満、食欲不振、身が重だるい、舌の色は紅、苔は黄色でべったり、脈は滑らかで速め(飲食不摂生で増悪)
(鍼灸による治療方針)
清窮に鬱結した痰火を清寫させ、耳の通窮を図る

V脾胃虚弱(虚、裏証)
(病因病機)
飲食不摂生、過労など−脾胃を損傷(脾胃虚弱)−気血の生成不足−清窮を養わないと−耳鳴り・難聴
(主症状)
耳鳴り小さい、徐々に発症、休むと軽減、疲れで増悪、耳が空感
(随伴症)
食欲不振、下痢、悪心、嘔吐、顔色・唇・爪の血色不良、息切れ、疲労感、舌質は淡い、脈は細くて無力
(鍼灸による治療方針)
脾胃の機能を強化して気血を補う。清陽の提昇を促進。

W腎精不足(虚裏熱証)
(病因病機)
加齢、先天不足、不摂生、慢性疾患−腎精不足−脳髄に充養できない−耳鳴り・難聴(腎は精を蔵する、精は髄を生じ、脳は髄の海、腎は耳に開窮する)
(主症状)
耳鳴り小さい、徐々に発症、疲労で増悪、夜間に増強、按じると軽減
(随伴症)
めまい、精神疲労、五心煩熱、寝汗、腰膝無力、舌の色は赤、苔は少ない、脈は弦を張ったように緊張、細く速め
(鍼灸による治療方針)
腎精を滋養し、脳髄を充実させる。

※タイプ別区分は他にも多数ありますが、全てを網羅することはできないため、セオリー的な例を掲載しました。

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