お灸の熱さ、効果

〇冷えがある方の場合、お灸は正しく行えば、鍼にも勝るとも劣らない効果があります。鍼と灸を併用することにより、単独では得られない働きをすることがあります。

冷え性タイプにぴったりと当てはまる方には、お灸が効果を発揮します。

〇お灸についての大まかな目安は下の表のとおりです。@、Aは患者さんが希望されない限り、通常行っていません。当方ではBをお勧めしていますが、患者さんのご希望によりCも行っています。

お灸の痕の残り方、熱さの感じ方、改善の効果には個人差があり、人によって全く違いますので、あらかじめご承知おき下さい。 


方法 大きさ 熱さ 効果 痕(あと) ※瞑眩反応(めんけんはんのう)
@ 直接、肌に据える(焼き切る前に手で消す) 半米粒大〜米粒大 激しく熱い 残る 一過性のぼせ、かゆみや痛みなど、不快な症状が出る場合がある(通常行っていない)
A 直接、肌に据える(焼き切る前に手で消す) ゴマ粒大 熱い 残る 一過性のぼせ、かゆみや痛みなど、不快な症状が出る場合がある(通常行っていない)
B 熱緩和紙の上に据える(お勧め) 半米粒大〜米粒大 せんねん灸(レギュラー)と同程度、ただし一瞬
or
せんねん灸(ソフト)と同程度の痕が残る。 ほとんどないが、多少かゆいこともある。
C カマヤ灸(ミニ) 市販品 せんねん灸(ソフト)よりも少し熱いくらい せんねん灸(ソフト)と同程度の痕が残る。 ほとんどないが、多少かゆいこともある。多くの鍼灸院はこちらを使用している。

※瞑眩反応(めんけんはんのう)とは、悪い状態から健康を回復する時にみられる転換期症状です。
自然治癒力が働き出し体内に蓄積していた余りモノが追い出される際や、今まで血行の悪かった所が改善され、うっ血していたエネルギーが回り始める時に起こります。新しい刺激に対して体が反応しているという現れで、身体が順応するまでの一時的な現象です。ただし、瞑眩反応(めんけんはんのう)が発現しても、改善を自覚できる場合と、できない場合があります。

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