脳脊髄液減少症-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)

交通事故(鞭打ち)などの後遺症により髄液漏れが生じ、満足に日常生活を送ることができないケースが散見されます。1年〜数年後に脳脊髄液減少症の症状が出ることもあるため、因果関係を立証できないこともあります。

東洋医学では、髄は水に帰属します。髄液が漏れることにより、生命の土台の力が下がり、五臓六腑全体のパワーが衰えます。東洋医学的な鍼灸により不足したエネルギーを補い、症状を改善できる可能性はあります。具体的には、激しい頭痛、だるい、いつも疲れている、めまい、吐き気、下痢、うつ、自律神経の問題、生殖能力の問題、病にかかりやすい、夜に眠れない、動悸、対人恐怖症、羞明(光がまぶしくて仕方がない)、聴覚過敏etcが挙げられます(五行色体表の最右列)。脳脊髄液減少症が進行すると、寝たきり になる場合もあります。

(症状の例)
@腎気虚・陰虚の例(脳脊髄液減少症の初期段階)
・激しい頭痛:髄液漏れ(髄液圧の低下が1年〜数年かかって悪化)→脳が下がる→頭痛(脳は髄の海)
・吐き気:後天の精(≒胃腸)と先天の精は車の両輪
・下痢:同上
・食欲減退:同上
・泌尿器系の問題:小便口(前陰)・大便口(後陰)は陰陽の宅に帰属
・頻尿、尿が出にくい:同上
・動悸:腎は根、心(しん)は華、根のエネルギーが低下→心(しん)を支えられない
・自律神経症状、うつ:鍼灸における考えでは、心身は五臓六腑が主ります、腎は五臓六腑の大元(一元論)
・睡眠障害:直接は心(しん)力の問題。大元のエネルギーの低下により心(しん)を支えられない。
・整形外科的症状(腰痛/背中が張る/膝痛など):脾力の低下による経絡経筋病
・耳鳴り:鍼灸では耳は腎の竅(あな)に区分されます

A腎陽虚の例(脳脊髄液減少症が進行した場合・・・1年〜数年後に出る場合が多い)
・@の症状
・全身倦怠感(いつもだるく疲れる):大元のエネルギー(生命力の土台)の弱体化
・めまい:陽気が上がらない
・生殖能力の減退(♂:ED/早漏など、♀:生理不順/無月経など):生命エネルギーの大元の弱体化
・聴覚過敏:鍼灸では耳は腎の竅(あな)
・飛蚊症:目は肝の竅(あな)、肝腎同源、瞳孔は水が主る
・病的な羞明(まぶしがり):同上
・極端な冷え:温煦(おんく)機能の低下
・精神不振(一元論):底なし沼に落ちていくような感覚に陥ることがある、生きて行くことの不安感が著しい、罪の意識に必要以上にさいなまれるetc

B厥陰病の例(脳脊髄液減少症が更に進行した場合・・・数年後に陥る場合が多い)
・@Aの症状
・自殺願望:心身は五臓六腑が主る、腎は五臓六腑の大元(一元論)
・寝たきり:臥位は陰陽の宅を旺気させる
・入浴できない:心(しん)のエネルギーの低下

(鍼灸による施術方針)
根の力を補うことにより、五臓六腑全体の向上を図ります。
・健脾:脾気(≒胃腸)の運化・昇清(活性化)を図ります。
・補腎:根の力を補い、蔵精機能を改善します(生命全体の底上げ)。

(ツボ)@は鍼が中心、ABは灸が中心
太けい、照海、脾兪、胃兪、足三里、陰陵泉、陰谷、復溜など

※タイプ別区分は他にも多数ありますが、全てを網羅することはできないため、セオリー的なものを載せました。

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