生理不順-即効性を目指す鍼灸


T社会通念的な考え方

(生理不順)
生理は25〜38日周期において一定間隔で現れます。しかし、場合によっては25日未満で出血を繰り返したりすることがありますが、この状態を頻発月経と称します。また、反対に38〜45日を過ぎても生理が起こらない状態を希発月経と呼びます。さらに周期や量、間隔から考えて生理とは呼べない出血である場合は機能性子宮出血と呼び、これらを一括りにして生理不順と呼称しています。
(頻発月経)
10歳代や閉経期等において生殖能力が安定していない頃には、無排卵による頻発月経を発症しやすいといえます。頻発月経の出血量は少ないのが普通で、貧血等の体調不良がないかぎり、状況に注意して経過観察しているたけで充分な例が多いといえます。
また、排卵性が確認できるにも関わらず頻発月経が起こるのは、卵胞期や黄体期のどちらか、または両方が短縮したことによって起こる例があります。
(希発月経)
月経周期の調節やカラクリは、100%分かっている訳ではありません。希発月経でも排卵性のものは、なんらかの原因により体内時計の周期の設定が平均よりも長いだけの可能性もあります。そのため、月経周期が延長していても、不妊の元になったり機能性子宮出血を生じないケースでは、経過観察をすればよい、との見方もあります。
生理不順のときは、とりあえず基礎体温をつけることが賢明です。基礎体温で高温期がない場合、ホルモン分泌機序のトラブルによる無排卵の可能性もあります。それまで普通に月経が起きていたケースでは、まず正しい養生生活に努め、ストレスを発散し、正しい飲食内容にするようにしましょう。

U東洋医学的な鍼灸の立場から
東洋医学では、特に周期の異常を主にしながら、経血量の異常・色や質(性状)の変化を関連させて状態を把握します。これら全体の症状、所見を分析することにより、虚実寒熱を明確にして個々に対処します。周期の異常については、周期が異常に短縮するものを経早または先期といい、周期が異常に長くなるものを経遅あるいは後期といいます。後期が悪化すると、無月経に移行する場合があります。また周期が不定期なものを経乱といいます。
鍼灸では、気の滞り・消化器の弱り・冷えなどに区分し、それぞれの体質にあわせた施術を行います。

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