皮膚 掻痒症(かゆみ)-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)

Ⅰ社会通念的な考え方
肌が痒(かゆ)い以外に、特に症状が見られない状態を皮膚掻痒症といいます。殊に大気が乾いているシーズンに発症する傾向がありますが、皮膚が乾燥することが原因です。老人性皮膚掻痒症もその範疇に入りますが、高齢者は皮膚の脂肪分が枯渇しがちで、皮膚を潤すことができないために発症する訳です。皮膚の状態を深く追求すると、軽い乾燥と肌荒れなどに区分されるでしょう。

皮膚掻痒症が出るときは、若い人にも高齢者にもいえることですが、皮膚を乾かさないようにして、皮膚にやさしくするようにしましょう。硫黄分等を含む入浴剤は脂分を取ってしまうので、注意が必要で身体を洗う際は脂分をとり過ぎないように心がけます。また、身体についた石鹸をきれいに洗い流すことは当然です。この時もこすらないようにして、たくさんのお湯で流すようにするのです。タオルは木綿のものが理想です。

長風呂や熱いお湯は要注意です。室内の温度や湿気にも留意し、冷暖房はときには乾燥を招くので気を配りましょう。就寝時には電気毛布は身体が乾くため、湯たんぽの方が合理的でしょう。
内臓から肉体が暖まっても、悪化する傾向がありますので、酒類や香辛料には注意が必要です。

Ⅱ東洋医学的な鍼灸の立場から
皮膚の乾燥と血の巡りの滞りから発症していると考えるため、血の巡りを改善し、肌の潤いを活性化して症状を改善します。また、東洋医学では様々な症状は内臓の生命力の低下からくる、と考えます。そのため、内臓全体を活性化することにより、生命力全体を高めて症状の改善を図ります。東洋医学で使われる五行の考え方では、腎が虚ろになると、水(潤い)が不足するため、腎の力を補うことが行われます。
また、鍼灸などにおいても、女性特有の症状については、「血の道症」という言葉がありますが、瘀(お)血の状態にある可能性があります。そのため、瘀(お)血を取り去って症状の改善を図ることも考えます。
鍼灸で多用されるツボとしては、腎ゆ・三陰交や太渓などが挙げられます。

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