痔-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)


Ⅰ本来の東洋医学
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Ⅱ社会通念的考え方(西洋医学)
痔の発症頻度は、決して低くないといわれています。つまり、当たり前にかかる病的状態だということです。肛門は私たちが生きていくために必要な、排便にとって絶対に必要な部位であり、連日、使用する部位であるために、だれでも肛門の違和感や痛みを覚える経験をするものです。それが病的状態に発展することは、当然のごとくあり得ることでしょう。
また、肛門の症状は日常生活に極めて影響が高いといえます。排便時のみならず、イスに座る動作ひとつとっても影響が及ぶケースがあります。
ここでは、肛門の病的状態である痔について取り上げたいと思います。この症状は大雑把に分けて痔核、裂肛、痔ろうの3種類が存在します。
(1)痔核
この病態の中では最もよく見られる症状で、全体の多くを占めるといわれています。原因としては、排便異常、アルコールの問題、運動のしすぎなどです。その中でも最も多いのは、排便異常(便秘)です。
(2)裂肛
裂肛は切れる病態のこと、つまり、肛門の外傷ともいえます。便秘などのために排便時、肛門が切れて生じることが多いです。便秘で便が硬くなる→肛門が傷つく→慢性化→肛門が狭くなる→肛門に炎症が生じる、となるケースがあります。
(3)痔ろう
①肛門周囲膿瘍(前段階)
肛門に膿がたまり、腫れて痛みを伴います。椅子に座ると痛い、就寝中も痛い、などの状態がみられます。場合によっては、発熱がみられることもあります。
②痔ろう(本来の病態)
肛門周囲膿瘍の膿が出ていった後に、残った膿の管をいいます。痔ろうはまっすぐなものや、曲がりくねったものなど、様々な形態のものが存在します。
(悪化させないために)
大きな原因となるのは、便秘です。みなさんご存じのように、飲食の内容が大きく影響します。また、下痢も原因となり得ます。痔ろうなどは、下痢によって生じるケースがあります。ひどい下痢によって、肛門に痛みを生じた経験をした人は多いと思います。下痢については、こちらのHPは分かりやすいかもしれません。
足を使う運動も大切です。足を使う運動をすることにより、生命力が活性化するために、腸の動きも良い状態になることが考えられます。

Ⅲ世の中に出回っている東洋医学の例
便秘によって生じているのならば、便秘の改善が最優先であることは、西洋医学と同様です。また、下痢によって悪化しているのであれば、当然、下痢の改善が必要になります。
(1)エネルギー不足によるもの
エネルギー不足、つまり、生命力が弱い人の場合、消化器が丈夫でなく、疲労倦怠感を覚えやすく、顔色も良くない人が多いです。
このタイプの場合、激痛にはなり難いですが、ジワジワと症状が進行するのが特徴です。消化器の生命力を活性化し、エネルギー旺盛な状態にもっていければ、改善する可能性はあります。
(2)瘀血によるもの
昔の人がいうところの「血の道症」によるものです。顔がのぼせて足が冷える、カリカリしやすい、生理痛や更年期の症状がある、などの人にみられやすい特徴があります。
刺すような痛みが襲うのが特徴で、午後から夜に痛みやすい性質があります。便秘と関連しやすい、といえます。
(養生)
患者さんがご自分で市販の灸を据える場合は、百会(ひゃくえ)というツボが有名です。ここに灸することで、下に降りすぎた気を上にあげて症状を改善できる、というのが理屈です。(便秘の場合)繊維質の多い食事、足を使う運動、カフェインやアルコールの過飲をやめる、煙草を控える、早寝する、などの養生によって、相当程度の改善が期待できます。

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