不正出血-即効性を目指す鍼灸


月経の時以外で、生殖器から血が出る現象を不正出血といいます。血液そのものの状態もあれば、紅色・桃色・茶色っぽい帯下まで、それらは総じて不正出血の範疇に入り、排卵の時期を除いては問題がある場合も含めて疑うのが原則です。

まれに、血液の病気が原因で出血が起こりやすく、性器出血が持続するケースもあります。全身状態にも配慮して、少ない量でも出血が止まらない場合は医療機関への受診が必要でしょう。

(原因)
原因は大きく区分すると4種類あります。原因別に説明します。

1器質性出血(生殖器の病気が原因の場合)
卵巣・子宮・膣などに異常があって、それらの病気が原因で出血するケースです。

考えられる病気としては、子宮筋腫・子宮内膜症・膣炎・子宮の悪性腫瘍などがあります。

2機能性出血(ホルモンのバランスの乱れが原因の場合)
病気が原因ではなく、ホルモンバランスの乱れが原因で生じる出血です。

生活環境の変化や、仕事によるストレスがある場合、思春期や閉経期などのホルモン量が安定していない時期に生じやすくなります。

10歳代後半から20歳代前半の人や40歳代の場合は、卵巣の機能が十分ではないために排卵が起きなかったり、排卵はあっても黄体ホルモンの働きが弱くサイクルがくるったり、月経が長く続いたりします。

3中間期出血(排卵の時期に出血する場合)
月経と月経の間に僅かな出血がみられ、時々重くない下腹部痛や、臀部の側に脹る感覚があることがあります。この現象は、排卵の頃に散見されるために”中間期出血”と称し、異常とはいえません。

基礎体温をつけた結果、出血後に体温が高くなって血も引けば、中間期出血である可能性が高いわけです。

4それ以外の場合
不正出血には、他にも様々な原因が考えられます。妊娠初期の症状(受精卵の着床)として出血する場合もあれば、甲状腺ホルモンの異常などの病気が原因で出血する例もあります。

(鍼灸の適応)
鍼灸施術の適応ですが、基本的には機能性出血になります。ただし、器質性出血についても婦人科の治療を受けている場合には、鍼灸で改善の方向にもっていける可能性はあります。

器質的な病気がある人の場合は、医師による原疾患の治療を受けることと併行して、鍼灸を受けていただくことが基本です。

(鍼灸施術の方針)
女性ホルモンのバランスを調整することを目的とします。また、原疾患に伴う症状が生じている場合には、それらに対する対症療法も同時に行います。

(ツボの例)
隠白(いんぱく):足の第一指の先にあります

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