首の痛み-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)

Ⅰ社会通念的な考え方

首が痛い、重苦しい症状はイヤなものです。突発的に首に支障を来して回せなくなったケースでは、神経に問題が生じているのではないか?骨に器質的病変が生じているのではないか?と疑念を抱きます。

痛みには、大きく分けると(急性)突発的に痛みが生じて普段の生活を送ることに支障を来すような急激な症状と、(慢性)いつから起きたか定かではなく、日常的に首が痛く重い状態が持続するが、急激な症状ではない、の2種類があります。

病気か否かを見分ける要素としては、次のとおりです。
①頸の痛み以外に随伴する症状があるか否か
具体的には、頸の神経障害の症状のことです。上肢のしびれや可動範囲の制約などの有無がポイントです。
②急性か慢性か
③首が痛くなる前に交通事故やスポーツ障害、病気にかかっていなかったか否か

(他に症状がない場合)
過重労働に従事した後や、慣れない職務についた後に痛みが生じるなど、原因がハッキリと分かっている場合は、頸の靭帯や筋肉が過伸展したり、損傷している場合が多いと考えられます。

起きぬけに痛みが発症する「寝違い」も同様です。寝違いはソフトな枕で就寝したため、頸の筋肉が過度に緊張して発症するケースが多いため、少し硬い枕にすると良い場合があります。

痛みが生じた場合は、頸を緊張させないようにしていれば、数日で緩和する場合も多くみられます。痛い所に負担をかけないことが基本で、強制的に動かそうとすると悪化する場合もありますので、注意が必要です。痛い所を手ぬぐいなどで暖めたり、冷却したりしても痛みが緩和する場合があります。

交通事故や運動競技などの外傷が原因で痛みが生じるのは、急激に頸を無理に曲げ伸ばししたことによります。神経症状はみられないケースが多く、やはり安静にして温めたり冷やしたりすると緩和する方向にいきます。

(他にも症状がある場合)
神経に問題が生じている可能性がありますので、医療機関を受診することも考えましょう。


Ⅱ東洋医学的な鍼灸の立場から

東洋医学の考え方では、問題が生じている経脈(エネルギーのルート)を特定して鍼灸 施術を施します。

①上を見上げると痛い、横(左右)を向くと痛い
手の太陰肺経という経脈(エネルギーのルート)に問題が生じていると考えます。
ツボ:肺兪、合谷、太淵など

②首を横にかしげると痛い
手の厥陰心包経という経脈(エネルギーのルート)に問題が生じていると考えます。
ツボ:厥陰兪、陽池、外関などに鍼灸を施します。

③下を向くと痛い
手の少陰心経という経脈(エネルギーのルート)に問題が生じていると考えます。
ツボ:心兪、神門、少海など

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