胸の痛み-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)

Ⅰ本来の東洋医学
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Ⅱ社会通念的な考え方(西洋医学)
胸痛をもたらしている原因は、胸壁や胸膜の問題だったり、心肺、または欲求不満から生じるものだったり様々です。割合から考えて多いケースとしては、筋肉痛、欲求不満や神経症による胸痛、心臓の病などがあります。
筋肉痛や欲求不満による胸痛のケースでは、緊急性がないことが多いですが、心臓病の場合は緊急性があります。
それらを判断するためには、痛みがいかなる特徴があるかのを考えることが合理的です。
胸の表面の痛みの場合は痛い範囲がきまっていることが多く、鋭い痛みの傾向があります。この痛みは日常的に発症します。このケースでは、ただちに生命にかかわる病気ではない可能性が高いと思われます。
胸には様々な筋肉がありますが、こうした筋肉を過度に使用したり、捻るなどしてダメージを与えることにより筋肉痛が発生します。性質としては鈍い痛みが続きます。筋肉痛が生じる原因が存在する場合は、2~3日経過観察することも選択肢の中に入ってきます。
休めないくらいに働きすぎている場合や、様々な心配を憂うことがある時などのように、様々なストレスがかかるときにも痛みは発症します。この痛みは継続する痛みが多く、レベルとしては比較的軽いことが多いようですが、しょっちゅう起こる性質があります。

Ⅲ世の中に出回っている東洋医学の例
東洋医学では、胸痛を胸痺といいます。胸痺とは、様々な原因によって胸の中を温める気が滞って発症する悶々とした不快感や痛みのことをいいます。軽い場合は胸が悶々とする症状が起こり、重い場合は痛みとなって発症します。東洋医学では、心と肺の生命状態に問題が生じると考えます。
A分類
①水分代謝の低下によるもの・・・暴飲暴食などにより消化器の生命力を低下させると、不必要な水分がたまりやすくなります。この水分が胸を温める力に影響し、胸のエネルギーの巡りが低下すると胸痛が起こります。
②瘀(お)血によるもの・・・精神的な不安定や不振によって気が滞ると、瘀(お)血という不要物が生じます。この瘀(お)血が胸のゾーンのエネルギーの流れを邪魔すると痛みが起こります。
③陽気の不足によるもの・・・体質的に身体を温める力で不足しており、胸を温める力が弱いと、エネルギーの巡りが行きわたらなくなります。そこに外からの冷えの影響を受けると、冷えは固まりやすく滞りやすい性質があるため、更に痛みが悪化します。
B具体例
(③の陽気の不足によるもの)
陽気の不足が素因として存在し、そこに外からの冷えが悪影響を及ぼすと、この型の痛みが発症します。外からの冷えの影響によって発症、または悪化することがあります。胸のゾーンの陽気が不足することにより、胸が悶々とする、息が切れる、動悸がする、などが起こることがあります。陽気が足りないため、手足の冷え、顔色が悪い、などの随伴症が出ることもあります。
(②瘀(お)血によるもの)
エネルギーの滞りによって瘀(お)血がつくられ、それが胸の経脈(エネルギーの流)を邪魔すると、胸痛が発症します。瘀(お)血による場合は、限局性の刺すような痛みが出る特徴があります。昼よりも夜に悪化する例があります。
(鍼灸)
東洋医学的な鍼灸では、「胸が痛いから胸に施術する」という発想はありません。身体は全てつながっており、それは内臓の強さが根本にある、と考えます。そのため、内臓の弱りやひずみを調整または鼓舞することにより、生命力全体の活性化を図り、症状を改善させます。体質により鍼または灸、あるいはその両方を使用します。

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