不妊-即効性を目指す鍼灸


不妊の原因は、東洋医学では気虚(気が足りない)や血虚(血が足りない)、瘀(お)血(血のカタマリが邪魔をする)など様々あるのですが、最も関係していると思われているのは、栄養状態が好ましくない血虚(血が足りない)や、血の巡りが行きわたっていない瘀(お)血(血のカタマリが邪魔をする)等の血の問題と冷えです。この場合は、気虚(気が足りない)も同時に起きている例がしばしばあります。

冷えが存在すると妊娠し難いことは、古くからいわれており、妊産婦候補者の身体を冷やさないように・・・という配慮は古くからされてきました。

また、若年齢の頃にダイエットに励んだ経験がある人は冷えが発症しやすく、不妊の原因となっている例があるといわれています。こうした場合、気虚(気が足りない)や血虚(血が足りない)に陥っている例があり、生理が極めて不順だったり、生理が来ない例も見受けられます。そうした場合は、生理不順や無月経に対する鍼灸施術から始めることになります。過度なダイエットは控えた方が良いでしょう。

瘀(お)血(血のカタマリが邪魔をする)も不妊と関係する場合があります。瘀(お)血は栄養不足のみでなく、足を使う運動の不足や飲食生活の影響で誘発されますので、日常的に健康的な生活を意識することが基本です。また、欲求不満やプレッシャーによる気滞(気の流れの滞り)も瘀(お)血に結びつきます。

(食養生)
不妊を改善する場合には、生ものやフルーツ等は身体を冷やす可能性がありますので、できる限り避けた方が無難かもしれません。原因が特に見当たらない場合は、あっさりとした消化器に負担がかからない飲食が良いでしょう。
身体を適度に温め、血行を促進する飲食物が婦人科系の働きを活性化して、不妊治療に合理的です。

(運動)
足を使う運動は生命力全体を活性化し、もって生殖能力の活性化へとつながります。先進国よりも開発途上国で子だくさんの傾向が強いのは、足腰を使う頻度が関係しているのかもしれません。

(鍼灸)
東洋医学では、女性の生理機能は血を巡らせる生命力によってもたらされる、と考えられてきました。瘀(お)血や血の不足があると、血の道症となって生殖機能が十分に働きません。瘀(お)血の改善や血を補うことが妊孕力の活性化に貢献するでしょう。
①瘀(お)血による場合・・・血行が悪くなる原因の代表例は、冷えです。灸にて身体全体を温め、冷えを追い出すことにより、瘀(お)血をなくします。
②血の不足による場合・・・瘀(お)血と同様に、血の不足でも女性特有の問題が生じます。鍼または灸にて血を補うことにより、生命力全体を活性化し、ひいては生殖能力を活性化することを旨とします。

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