吐き気、嘔吐-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)

Ⅰ社会通念的な考え方
(吐き気・嘔吐)
吐き気やおう吐は、脳にある中枢の刺激によって発症する生命維持装置のうちの一つです。吐き気やおう吐は、風邪に伴うもの、胃腸障害、二日酔いなどで起こることが散見されますが、中には病気との関連がある可能性がありますので、注意が必要です。心配しなくてもよいケースとしては、生理的に好まない臭気や味が原因で起こす場合、生物の死体を目撃した時に起こる場合などです。

(神経性の嘔吐)
欲求不満を抱えて毎日生きている現代社会では、心因性のものも見て取れます。過食症などもそのタイプに入ります。

(消化器の病気)
風邪症状に伴う場合や排便異常や腹痛を伴う場合は、急性胃炎の疑いがあるでしょう。飲食した後の激しい下痢、発熱が嘔吐と併行して起こる場合は、食中毒の疑いがあります。すきっ腹の時などに激しい吐き気が伴う場合は潰瘍の可能性があります。他にも、急性虫垂炎・急性胆嚢炎・腸閉塞などに伴うものもありますので注意が必要です。

(消化器以外の病気)
めまい、片頭痛、メニエール病、緑内障、脳の病気、神経性の病気などに伴う場合もありますので、必要に応じて医療機関にかかりましょう。

Ⅱ東洋医学的な鍼灸の立場から
東洋医学では胃の上逆といいます。つまり、本来、口に入れたものは、食道→胃→腸と下に向かって運搬されていきます。しかし、胃の生命状態に異変が起こると、腸(下)に運搬できずに、上に向かって戻そうとします。
二日酔いなどの場合は、鍼にて胃の熱を下げます。吐き気やおう吐がある人の場合、頭痛も併発することが多いですが、その場合は灸にて身体を温めて消化器の過緊張を緩和して、上逆する胃の気を鎮静化します。嘔吐プラス下痢の場合は、消化器の炎症を鎮静化し、脾胃の生命力を活性化します。

(鍼灸)
主に消化器・肺などの生命力を補うことに主眼を置きます。場合によっては、腎や肝も意識します。


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