食欲の異常-即効性を目指す鍼灸
(埼玉県 川越市)

Ⅰ社会通念的な考え方
(食欲の異常)
食欲に関係するのは、消化器のみとは言い切れません。様々な要因が関係します。もちろん、食べ物の通り道である消化器については、まず最初に疑うべきですが。消化器以外では、飲食物を消化・吸収するために関係するのは肝臓や膵臓などによっても食欲は左右されます。また、ホルモンや心肺・腎臓や心因性のものも珍しくありません。
(徐々に食欲がわかなくなってきた)
食欲不振や疲労倦怠感は、働き過ぎや睡眠の問題、運動不足、心配事があるとき、などに散見されます。休養・睡眠・適度な運動は大切です。しかし、それ以外でも食欲不振に陥る例はあり、その場合、様々な病気が潜んでいる可能性も否定できません。場合によっては医師の診察を受けましょう。
若年の女性の場合で、食欲減退・体重減少・生理不順や無月経が伴う場合は、拒食症の可能性もあります。この場合、当人に拒食症の自覚はなく、病的現象もみられないのが特徴です。
心療的なことが原因の場合、気持ちが塞ぎこむ、不眠、体重減などがしつこく持続するケースが多いです。また、腎膀胱系統や甲状腺などの病気が潜んでいる場合もありますので、注意が必要です。
(突発的な食欲の低下)
突発的に食欲がなくなり、胃袋の辺りに違和感や疼痛を覚える場合は、急性胃炎や潰瘍の恐れがあります。原因としては、精神的なプレッシャー、飲み過ぎ食べ過ぎ、働き過ぎなどです。栄養のある食事を少な目にとり、軽い体操などをしながら休養をとることも必要です。
急な食欲減少・嘔吐・腹痛・下痢などがみられる場合は、ウィルス性の急性胃腸炎の可能性があります。また、食中毒やコレラ、肝臓の病気などの恐れも否定できません。気になるようでしたら、検査などを受けた方が良いでしょう。
(食欲の亢進)
食べたものがおいしく、充分に消化吸収され、健康に毎日を過ごせている場合、食欲旺盛といいます。しかし、食欲が異常亢進を起こし、誰がみても尋常ではない食欲の場合は注意が必要です。

異常なほど甘味類を胃袋に詰め込んだり、油っこいものをメチャ食いする行為がみられます。食べること以外に運動などのストレス発散方法を模索した方が良いでしょう。食べた分だけ歩く・・・などの方法で対処するのも一便法です。
食欲亢進には病気の兆候である可能性もあります。多飲多食では糖尿病、多食プラス痩せでは甲状腺の問題、多食プラス自分で吐く場合は過食症などの疑いがあります。

Ⅱ東洋医学的な鍼灸の立場から
 ※ここでは食欲低下について述べます。
①消化器の冷えが原因の場合・・・冷飲食の過剰摂取、生ものの影響などにより消化器が冷えると、胃腸の力が弱くなり、食欲が低下します。このような場合は、灸にて胃腸を温めることにより改善を図ります。
②消化器の生命力全体が低下している場合・・・もともと胃腸虚弱な人が陥りやすいといえます。鍼または灸にて腹部を中心に身体全体を温めて生命力を活性化します。
③胃の水分代謝の低下・・・腹診をした際などには腹部から音が聞こえるのはこのタイプです。胃腸に力がない人の場合、水分を捌く力が不足しがちなため、食欲に異常が出ます。鍼または灸にて胃腸の余分な水分を取り除き、症状の改善を図ります。

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