1 完全健康体の状態を維持できれば、病的状態になりにくいといえます。
2 しかし、実際には生命力が不足することを完璧に避けることはできません。
3 急激な生命力不足の状態 または 生命力不足の状態が長く続くなどの要因があれば、病的状態となって発症します。
症状はその人の弱い部分に出てくるため、人それぞれです。また、1つだけの症状が出てくることもあれば、複数の症状が同時に発症することもあります。
(余談)
西洋医学的アプローチは、それらの個々の症状に対して、別々にアプローチしていると思われます。
4 東洋医学的アプローチは、個々の症状に対して別々にアプローチするのではなく、不足している部分を埋めることを主目的とします。
5 不足している部分を埋めることができれば、心身の自然治癒力が発揮されて、気になる症状から改善していく可能性が高まります。
(まとめ)東洋医学的アプローチと西洋医学的アプローチでは、根本的に異なります。だからこそ、片方で改善しない症状が、もう片方で改善する可能性が出てくる訳です。もし、東洋医学と西洋医学が同じようなものであったならば、どっちつかずの気休め療法で終わってしまう可能性が、高くなることもあり得るのではないでしょうか?
2 東洋医学(各論)
鍼灸の場合、弱っている臓腑をつきとめて、不足しているエネルギーを補います。これを臓腑弁証といいます。
・症状全般についての各論
肝虚.脾虚.肺虚.腎虚.肺虚.心虚
・動作時痛に限定した各論
経絡テスト
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