実践的な施術を目指す鍼灸
効くか効かないか、それだけで評価してください
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鍼灸は何度も受けることによって(はじめて)効果が出る・・・という考え方を否定するつもりはありませんが、当方ではそのような考え方は採りません。当方の基準では、施術後3日以内に効果を実感できた場合を成功と位置づけています。

鍼灸の本来の威力は、効いたか効かないか分からない程度のものではなかったはずです。かつては、東洋医学的手法で西洋科学的アブローチに匹敵することを行っていた訳ですから、それは当然といえましょう。

当方へお来しになるお客様は、どうしようもなく追い詰められて仕方なく鍼灸・・・という人も珍しくありません。そのようなお客様に、これまでと同じ手法でアプローチしても、堂々巡りになる可能性があります。今までの手法でダメならば、見方を全く逆にして、東洋医学の方向からアプローチする選択肢があります。つまり、同じ方向からいくら見ようとしても見えなかったものが、反対側から覗(のぞ)いたら見えてしまった、ということがあるかもしれません。そして、それ(反対側から見る)が得意なのは、いつも日常的に反対側から見る訓練を積んでいる者であるといえます。つまり、ここでは東洋医学的アプローチを日常的に行っている者がそれに当たります。

東洋医学的なアプローチの方法は、症状ごとに全く別々に分かれている訳ではありません。望診(背中のツボの状態などから体質を判断)、聞診(声の状態などから判断)、問診、切診(脈診など)を緻密に行って吟味し(四診合参)、それを元に生命状態を把握して、施術方針を決定していきます。これを弁証論治といいます。よって、従来型のアプローチでは改善が困難であっても、東洋医学の弁証によって改善し、効果を実感できる可能性はあります。それが東洋医学的アプローチの醍醐味といえます。

西洋科学的アプローチと東洋医学的アプローチは根本から異なります。だからこそ、片方で救われない症状であったとしても、もう片方で救える場合が起こり得る訳です。この2つが同じようなものであったり、気休め療法のようなものであったならば、2つが存在している意味が薄れてしまいます。本来の鍼灸の役割は、単なるリフレクソロジー的な癒しのみではありません。当方では、しっかりと効果を出すことを目指して施術にあたっています。

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